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2020年10月18日日曜日

【米国版】Lenovo Ideapad Duet Chromebook 開封の儀

忘れもしない,ESTA代行業者事件から早3ヶ月.コロナ禍で実現しないと思っていたアメリカ出張でしたが,紆余曲折あり先月末から米国某州のホテルに滞在しております.

せっかくアメリカに来たのだから,Chromebookを安く買うべし.
今年6月に発売した直後,日本では売り切れ続出になったLenovo製のIdeapad Duet Chromebookを購入しました.
今回購入したIdeapad Duet.私にとって2代目のChromebookになった.

日本では,128GBモデルが(ポイント還元含めて)約4万円,64GBモデルが約3.6万円で販売されていますが,アメリカの大手スーパーWalmartでは64GBモデルが1万円近くも安い$249(税金で+$16.5)で購入できました.

以前,Amazon.com経由でChromebookを輸入したときも感じたことですが,日本のChromebookの販売価格は高すぎますね.まあ色々と理由はあるみたいですが.(そのあたりのことはこちらの記事に面白い考察がありますので,良かったらご参考まで.)

その輸入したChromebook(ASUS製Flip C100PA)のサポートが今年の7月で終了し,新しい機種を購入しなければならないと考えていたタイミングで人気機種を安く購入できたのは大変ラッキーでした.


さて,前置きはこれぐらいで,開封していきます.

まずは外箱から.C100PAは段ボールのような箱に梱包されていたと記憶していますが,Ideapad Duetは最近のスマホのように洒落た箱に入っていました.

次に同梱品の一覧.
左上からIdeapad Duet本体,背面に取り付けるカバー,取外し可能なキーボード.

付属品はUSB Type-CケーブルとACアダプター.USB Type-C/3.5mmジャックの変換ケーブル,そして取扱説明書.クイックスタートガイドではなく,しっかりした取扱説明書が付属するのは個人的にマルです.

外装カバーを外したところ.配置は上の写真と同じ.
USBケーブル等の付属品はしばらくは使う予定もないので,そのまま元の箱に戻しました.

本体の背面はこのような綺麗なツートンカラーになっています.左上にはLenovoのロゴ.中心にChromeの文字とマーク.右上にカメラが付いています.


背面のカバーは全体がマグネットのようになっていて,かなり強力にくっつきます.故意に外さない限り,勝手に外れてしまうことはないと考えて良さそうです.したがって,前述の綺麗なツートンカラーを拝むことは殆どなさそうです.

本体のカメラ部分は微妙に突き出ていますが,背面カバーを取り付けることで解消されます.
しかし,この背面カバーは予想以上に重たいことが難点です.ホテルに計量機器がないため正確な重量は確認できていませんが,取り付けた場合,全体がかなり重たくなってしまうため,タブレットとして使うには重すぎる.というのが素直な感想です.家で座りながらor寝ながら使うには良いけれど,外で立って使うのはしんどいといったところ.

次に,キーボードの接続部分.この部分もマグネットによって,近づけただけでカチャッと接続されます.しかし,背面カバーのマグネットほどは強力ではないため,取り外して2wayで使用することを強く意識した設計思想になっているよう思えます.

キーボード配列は米国モデルのため,US配列です.私はUS配列派なので,これもアメリカでChromebookを購入することのメリットのひとつです.ただし,このキーボードは本体のサイズに合わせるため,左側のタブキーやチルダキー,右側のコロン/セミコロンキーやシングル/ダブルクォーテーションキーのサイズが犠牲になっていて,お世辞にも使いやすいとは言えません.(このあたりは個人差があると思いますが)

キーボード及び背面カバーを接続して,机上で使用するノートPCスタイル.背面カバーの下半分の板が二重になっていて,外側を広げることで本体を支えることができます.(キックスタンドと言うらしい).ヒンジの可動域はある程度自由度があるため,好みに合わせて角度を変更可能です.

そのキックスタンドのヒンジ部分はこのようになっていますが,正直,あまり頑丈な作りになっているとは言えません.

私はタブレットとして使用するよりも,キックスタンドを立ち上げてノートPCスタイルで使用することが多くなるため,恐らく初めにガタが来るのはこのヒンジ部分だろうと予想されます.Ideapad Duetは2028年までサポートが保証されていますが,それまで保たなそうなのが残念です.

また,キーボードを取り外してもキックスタンドで直立させることができるため,自分の好みのキーボードを接続して使用することも可能です.HHKBを接続した際の反応も良好でした.尊師スタイルにならずに済むのは嬉しいですね.(あれは,あれでギーク感あって結構好きですけど).

開封レビューは以上で終了です.使い始めてから日が浅いため,細かいところまでは見えていないと思いますが,いまのところ満足できる完成度だと思います(10点満点で8点ぐらい).現時点での評価できる点とイマイチなところをを纏めてみました.

評価できる点
  • 全体的にスタイリッシュで見た目が格好良い
  • 持ち運びに便利(個人的には,10.1インチかつ重量1kg以下は持ち運びにには必須条件)
  • キーボードが取り外し可能で,自分好みのBluetoothキーボードを接続して使用できる
  • 値段が安い

イマイチなところ
  • 付属のキーボードが使いにくい
  • 背面カバーが重たい
  • 背面カバーのキックスタンドのヒンジが数年で壊れそう
  • USBポートがType-Cひとつのみ
  • 外部ストレージが使用できない(容量不足は気にしていませんが,データのやり取り用途で使うことがあるので,あると嬉しい)

小さくて持ち運びに優れたChromebookを探している人にはオススメできる商品だと思いました.

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