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2020年12月6日日曜日

Xiaomi製モニターライトが素晴らしい.マルチディスプレイ環境の人にこそお勧めしたい.【Xiaomi Mijia Monitor Hanging Light】

皆さんは「デスクライト」と聞いたときどんなものを想像するでしょうか?恐らく↓のようなイメージですよね?

(参考:Googleで「デスクライト」で検索した結果)

私も少し前までこういうイメージを持っていましたし,実際このタイプのデスクライトを使用していました.

しかし,机上のスペースを確保できる利点から 注目され始めているのが「モニターライト」と呼ばれるモニターの上に設置するタイプのライトです.

有名所ではBenQから.その他は主に中華系メーカーから似たような製品が発売されいますが,いずれ日本メーカーも参入してくるだろうと私は思っています.

その特徴を纏めると以下の通り.
  • モニターに設置するので机上のスペースが増える
  • 輝度や色温度を調節可能
  • 電力供給はUSBバスパワー
  • 操作は本体にあるパネルを直接操作する製品と,リモコンで操作するタイプの2種類
  • 価格帯は3,000円台から1万円を超える高級品まで多数

今回,私が購入したのはXiaomiから発売されているHanging Monitor Lightという,ワイヤレスリモコンで操作可能 なタイプの製品で,価格は概ね50〜80ドルぐらい.

Amazonや楽天では取り扱っていなかったため,中国の通販サイトBanggoodで購入しました.中国サイトと聞くと不安を覚えてしまいますが,箱がベコベコに潰れていたこと以外は トラブルも無く,注文から一週間ほどで届きました.

それではレビューしていきます.まず,こちらが件(くだん)の箱です.苦笑


私は中身が無事ならば箱の状態は気にしませんが,さすがは中国クオリティです.


開けてみると,中身は傷一つありませんでした.(よかった,よかった)


同梱品は,ライト本体,モニターに設置するベース部分,ワイヤレスリモコン,USB Type-Cケーブル,マニュアルの5種類.

マニュアルは中国語なのでサッパリですが,数字と漢字と図から推測して,
  • モニターの厚さは10mmから32mmに対応していること
  • 色温度は2700Kから6500Kに変更可能であること
  • ライト角度の可動域が25°であること

が読み取れました.また,電池も同梱されているような絵が描かれていましたが,どこにも見当たりませんでした.


ワイヤレスリモコンは小型のマウスぐらいの大きさで,押したり,回したりして操作します.


底面は滑り止め兼電池蓋の役割.


前述の通り,電池は付属していないため,私はeneloopを使用しました.(単4電池x2本).


モニターに設置するベース部分に電力供給用のType-C接続端子があり,USBで電力を供給するので,モニターにUSB端子がある場合,机の上に一切ケーブルを這わすことなく配線可能です.


私のモニターにもUSB端子がついていたので,そこから電力を供給しています.(写っていませんが...)


ベース部分とライト本体の接続はマグネット式.25°の可動域があるため,照らす方向を調節できます.


本体に操作パネルは無く,ワイヤレスリモコンからのみ操作可能なので,設置が完了したらワイヤレスリモコンをポチッと押して点灯させます.

回転すると輝度が調整でき,押しながら回転すると色温度が変更可能です.
色温度:2700K(最小),輝度:最小のとき

色温度:2700K(最小),輝度:最大のとき

色温度:6500K(最大),輝度:最小のとき

色温度:6500K(最大),輝度:最大のとき


写真では,最大輝度のときかなり明るい印象ですが,実際には少し暗めに感じます.USBバスパワーなので,やや電力が足りていない感じを受けました.

また,本体の大きさが448mmなので,23インチディスプレイの横幅より少し小さいぐらいの大きさです.私は23インチのディスプレイを縦向きで使用しているので,真ん中のディスプレイから左右のディスプレイに少しはみ出しています.


最後にモニターライトがおすすめな人を私なりの視点で紹介します.

まずは,机上のスペースを有効活用したい人. これは理由は言うまでもないと思いますので割愛します.

次にお勧めしたいのはマルチディスプレイ環境の人 です.

デスク全体を照らしてくれるライトは可能な限り,机の中心に置きたいですが,ディスプレイの方が優先度は高いため,実際にライトを中心に据える人は少ないと思います.

そしてマルチディスプレイを取り入れ,その数を2,3,4,…と増やしていくと,ライトはさらに机の端に追いやられてしまいます.(上の写真で右の方に写っているのが,まさに端に追いやられてしまったデスクライトです)

これを回避するためには,足の長いデスクライトを使用して,ディスプレイの上から照らすぐらいしか方法がありませんが,私のようにディスプレイを縦置きしている場合や,モニターアームを使用して縦にディスプレイを並べている場合,さらに上から照らせるほど足の長いライトは種類が限られてしまい選択肢が多くありません.

これを解決してくれるのが,モニターライトです.

そもそもモニターの上から照らすことをコンセプトにしているライトのため,縦置きしようが,アームを使って高い位置にディスプレイを設置しようが,ディスプレイを増やして机の端から端までディスプレイを並べようが,常にディスプレイの上から照らすことが可能です.

だから私は,今回紹介したXiaomi製のものも含め,マルチディスプレイ環境の人にこそモニターライトの導入をお勧めします.

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