僕は今までアンチSNSというスタンスを取っていたのですが、今回の旅行で、海外の方とも知り合いになることができたので、今まで登録だけして放ったらかしにしていたFacebookを本格的に使い始めることにしました。
なぜ、SNSに対して否定的だったかと言うと、
そもそも、ネット上でこんなにも個人情報を晒すことに対して、無抵抗になっている現状がおかしいと思うんですよね。
僕がネットを使い始めたのは、10年近く前のことですが、当時はネット上のサイトに住所を登録するだけでビクビクしていました。まだ幼かったというのもありますけど、フリーのメールアドレスを一つ取得するだけでも親に確認してましたし、住所や電話番号の登録が必須のサイトは登録を諦めていました。
だから、Facebookにも最低限の情報しか登録していません。学歴の部分と、氏名、生年月日ぐらいです。それでも少し怖いです。いつ、誰が、どのような形で情報を入手し、悪用される分かりません。
http://wired.jp/wv/2010/10/13/%E3%80%8Efacebook%E3%80%8F%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%82%8F%E3%81%AA%E3%81%846%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1/
↑実際にこのように警鐘を鳴らしている人もいます。
ここに書かれていることには全面的に同意です。
特に"過去が固定されてしまい、変化しにくくなる"というのは恐ろしいことです。
匿名性を保っていれば、居心地が悪くなればドロンするという最終手段を取ることが出来たのが、ネットの世界の良いところだったと思います。(もちろん悪いところでもありますが。)
SNSはそういったネット上での個人の在り方を大きく変えました。
この変化が、良かったのか、悪かったのか。そんなのを決めるのは10年、20年後の人たちですが、とにかく使う以上は慎重に活用していきたいと思います。
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