(ただし,IPアドレスの固定方法や,外付けHDDの自動マウントについては割愛.)
まずは,いつもどおり apt-get でインストール.
$ sudo apt-get install minidlna |
インストールが完了したら,次のコマンドでファイルの存在を確認する.
$ ls /var/lib/minidlna files.db |
files.db があればインストールは無事に完了している.
なお,日経Linux では,このファイル(files.db)を別のディレクトリにコピーしていたが,多分必要ない.
次に,公開しているディレクトリにシンボリックリンクを追加する.(デフォルトの公開ディレクトリは/var/lib/minidlna)
$ sudo ln -sfv $HOME/Pictures /var/lib/minidlna/ $ sudo ln -sfv $HOME/Videos /var/lib/minidlna/ $ sudo ln -sfv $HOME/Music /var/lib/minidlna/ |
そして,公開先のネットワークを指定するために,/etc/minidlna.confを管理者権限で開き,
$ sudo -E vim /etc/minidlna.conf |
listening_ipから始まる行を探し,以下のように書き換える.
listening_ip=192.168.200.1 ←Raspberry PiのIPアドレス |
最後に DLNAサーバー データベースを再構築する.
$ sudo service minidlna force-reload |
ここまで設定できれば,スマホや blu-ray プレイヤーなどの DLNA クライアントでファイルの確認ができる.
Android であれば,BubbleUPnP というアプリがおすすめ.
試しに動画などを再生してみたが,ネットワーク越しとは思えないほどスムーズに動作した.