最近,自作ルーターの話題ばかりですが今回はポートフォワーディングする話.
なお,これまでのルーターの設定は以下の記事に纏めてある.
Raspberry Pi を楽天ひかりのIPv4 over
IPv6(DS-Lite・Xpass)に対応したルーターにする
Raspberry Pi ルーターで DS-Lite と PPPoE 接続を共存させる
Raspberry Pi ルーターに Dynamic DNS を導入する
ざっくり言うと,ラズパイをIPv4 over
IPv6接続に対応したルーターに設定することで,回線の混雑を避けて通信速度を維持しつつ,PPPoE接続も共存させることで外部からのアクセスを可能にし,Dynamic
DNSによってホスト名による外部からのアクセスを可能にしている.
今回はさらに,ポートフォワーディング機能を追加する.
2021年3月23日火曜日
2021年3月18日木曜日
Raspberry Pi ルーターに Dynamic DNS を導入する
IPv4 over IPv6 接続した Raspberry Pi ルーターに PPPoE 接続を共存させ外部から
IPv4 で接続することができるようになったので,Dynamic DNS を導入した.
これまでの設定は以下の記事に纏めてあるので,最初から読みたい方はどうぞ.
Raspberry Pi を楽天ひかりのIPv4 over IPv6(DS-Lite・Xpass)に対応したルーターにする
Raspberry Pi ルーターで DS-Lite と PPPoE 接続を共存させる
今回は無料で使える No-IP を利用する.
初めに,https://www.noip.com/ にアクセスしてアカウントの作成とホスト名の取得を完了したら,以下の記事に従ってクライアントソフトをビルドする.ただし,ルート権限の取得と make install はしないようにする.
これまでの設定は以下の記事に纏めてあるので,最初から読みたい方はどうぞ.
Raspberry Pi を楽天ひかりのIPv4 over IPv6(DS-Lite・Xpass)に対応したルーターにする
Raspberry Pi ルーターで DS-Lite と PPPoE 接続を共存させる
今回は無料で使える No-IP を利用する.
初めに,https://www.noip.com/ にアクセスしてアカウントの作成とホスト名の取得を完了したら,以下の記事に従ってクライアントソフトをビルドする.ただし,ルート権限の取得と make install はしないようにする.
2021年3月14日日曜日
Raspberry Pi ルーターで DS-Lite と PPPoE 接続を共存させる
先日,楽天ひかりのIPv4 over IPv6
を利用するための設定方法をまとめたが,(下記参照)
Raspberry Pi を楽天ひかりのIPv4 over IPv6(DS-Lite・Xpass)に対応したルーターにする
今回はその続きとして,PPPoE による接続も共存させる方法.
なぜ,こんなことが必要かというと,DS-Lite方式の接続では,結局のところ,dgw.xpass.jp に対して作成したトンネルの出口をゲートウェイとして使っているので,ルーターがネットの世界と直接繋がっているわけではなく,SSH でルーターにログインしたり,Apacheを立ててHTTPでアクセスしたりすることができない.(正確にはIPv6を使えば接続可能だけど,できれば慣れ親しんだIPv4で接続したい)
これを実現するには,PPPoE の接続が必要になるが,ルーティングテーブルを適切に設定しないと,PPPoE 接続と,DS-Lite 接続のどちらを優先すべきかルーターが判断できなくなってしまう.
これを踏まえ今回は,DS-Liteと共存させるための,PPPoE 接続の方法及びルーティングテーブルの設定方法を記載する.
Raspberry Pi を楽天ひかりのIPv4 over IPv6(DS-Lite・Xpass)に対応したルーターにする
今回はその続きとして,PPPoE による接続も共存させる方法.
なぜ,こんなことが必要かというと,DS-Lite方式の接続では,結局のところ,dgw.xpass.jp に対して作成したトンネルの出口をゲートウェイとして使っているので,ルーターがネットの世界と直接繋がっているわけではなく,SSH でルーターにログインしたり,Apacheを立ててHTTPでアクセスしたりすることができない.(正確にはIPv6を使えば接続可能だけど,できれば慣れ親しんだIPv4で接続したい)
これを実現するには,PPPoE の接続が必要になるが,ルーティングテーブルを適切に設定しないと,PPPoE 接続と,DS-Lite 接続のどちらを優先すべきかルーターが判断できなくなってしまう.
これを踏まえ今回は,DS-Liteと共存させるための,PPPoE 接続の方法及びルーティングテーブルの設定方法を記載する.
2021年3月7日日曜日
Raspberry Pi を楽天ひかりのIPv4 over IPv6(DS-Lite・Xpass)に対応したルーターにする
光回線の契約をソフトバンク光から楽天ひかりに乗り換えた.(一年無料なので,ソフトバンクに解約金を払っても十分にお釣りが来る.)
ソフトバンク時代は,IPv4 over IPv6を利用するのに光BBユニットのレンタルが必須だったが,楽天ひかりでは対応したルーターを用いれば専用機器をレンタルする必要はないので,Raspberry PiをDS-Lite・Xpassに対応させてルーターとして可動させた.
同時に,DHCP,RADVD,DNS,さらに,2.4GHz帯/5.0GHz帯のマルチSSD無線LANとしても可動させているので,その設定手順を備忘録として記録する.
最終構成は以下の通り.
ソフトバンク時代は,IPv4 over IPv6を利用するのに光BBユニットのレンタルが必須だったが,楽天ひかりでは対応したルーターを用いれば専用機器をレンタルする必要はないので,Raspberry PiをDS-Lite・Xpassに対応させてルーターとして可動させた.
同時に,DHCP,RADVD,DNS,さらに,2.4GHz帯/5.0GHz帯のマルチSSD無線LANとしても可動させているので,その設定手順を備忘録として記録する.
最終構成は以下の通り.
eth0 :ラズパイにある有線LANポート.スイッチングハブと接続する. eth1 :USB-NICで拡張した有線LANポート.ONUと接続する. wlan0 :ラズパイにある無線LANポート.5.0GHz 帯無線LANアクセスポイントとして動作させる. wlan1 :USBドングルで拡張した無線LANポート.2.4GHz 帯無線LANアクセスポイントとして動作させる. br0 :eth0,wlan0,wlan1をつなぐブリッジ.192.168.100.1/24に設定する. ds-lite:IPv4 over IPv6用のトンネル. br0 に DPCP及びRADVD を設定し,接続した機器には自動でIPv4アドレス及びIPv6アドレスを振るように設定.
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