HHKBの最新モデル(かつフラッグシップモデル)Hybrid Type-Sが我が家にも届きました.
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2019年12月13日金曜日
2019年12月8日日曜日
Raspberry Pi を 5.0GHz 無線アクセスポイント及びルーターにする
IPv4 over IPv6に対応させた記事に纏め直しています.こちらを参照ください.
WM×LI: Raspberry Pi を楽天ひかりのIPv4 over IPv6(DS-Lite・Xpass)に対応したルーターにする
【2020年7月24日追記】IPv6 に対応させました.
【2021年2月10日追記】DNS サーバも併用させました.
ようやく日本でも注文可能になったので早速,Raspberry Pi 4 を購入した.メモリ 4.0GB 搭載.Bluetooth 対応など,かなり機能が拡張されたが,個人的に熱いのは 5.0GHz帯の無線LANに対応したことだ.
今回はそのメリットを活かして,以前作成した無線LANルーターを 5.0GHz に対応させつつ,当時の欠点の克服,さらに今までに獲得したノウハウも詰め込んでいく.
一方,残念なことに5.0GHzの無線LAN に非対応の機器も僅かながら稼働中のため,USBドングルで拡張させ,2.4GHz の無線LAN も同時に動かす.
まず以前作成したルーターについては,下記の記事に残してある.
WM×LI: Raspberry Pi をルーター&無線LANルーター化する
このときは,eth0(WAN側の有線),eth1(LAN側の有線),wlan0(LAN側の無線) をすべて別セグメントに設定していたが,LAN側の有線と無線は同じセグメントにしたほうが便利なことが多い.長らくその手法がわからなかったが,ひょんなことから作成したラズパイのスイッチングハブ(下記,記事参照)を応用すれば,簡単に作れることがわかった.
WM×LI: Rapberry Pi をスイッチングハブ化する 【bridge-utils】
また,起動時の設定で cron の @reboot を使用していたが,/etc/rc.local に記述するほうが簡単なのでそちらを採用する.
前置きが長くなったが,ここから設定方法について記載していく.
最終型は以下の構成だ.
WAN側(eth0) :ラズパイにある有線LANポート.スイッチングハブと接続する. LAN側(eth1) :USB-NICで拡張した有線LANポート.WAN側のモデムと接続し,DHCPで自動的にIPアドレスを取得する. LAN側(wlan0):ラズパイにある無線LANポート.5.0GHz 無線LANアクセスポイントとして動作させる. LAN側(wlan1):USBドングルで拡張した無線LANポート.2.4GHz 無線LANアクセスポイントとして動作させる. Bridge(br0) :eth1,wlan0,wlan1をつなぐブリッジ.192.168.100.1/24に設定する. br0 に DPCPサーバー を設定し,接続した機器には自動でIPアドレスを振るように設定.